2019/12/30
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軽減税率 |
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初ブログです。 消費税の軽減税率がスタートしてから、3か月ほど経ちますが、以下のケースの場合、軽減税率か標準税率どちらか分かりますでしょうか。 Q1.購入したミネラルウォーターは? Q2.支払った水道水は? A、ミネラルウォーターは8%、水道水は10%です。 基準は、お店が飲食用として売っているかどうかです。水道水は、飲むこともできますが、洗濯にも使えます。なので、飲む前提で販売してるとまでは言えないので10%という理屈です。 では、次はどうでしょうか。 Q3、飼い猫が食べるキャットフードの購入代は? A、10%です。 基準は、人間の飲食用としてお店が売っているかどうかです。極端な話、飼い主さんが食べたとしても10%です。人間の飲食用として販売してないので。 このように、言われてみれば、そうだよねと思いますが、結構ややこしいですよね。 海外の消費税は、もっとややこしいです。 フランスは、バターとマーガリンで税率違いますし、カナダは、ドーナツ5個以下の購入は課税で、6個以上購入した場合無税です。(なので、お互い4個食べたい赤の他人Aさん、Bさんが店の外で結託して、Aさんが代表で8個買い、外でBさんに4個渡したらどうなっちゃうんだろう・・なんて屁理屈を考えると、個数で線引きするのって、う~んって思ってしまいます。) というわけで、日本の軽減税率が複雑にならないことを願うとともに、納税者にとって、税金の仕組みってシンプルなほうがいいなと思う今日この頃です。 |
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